Michael Martina
[ワシントン ２９日 ロイター] - 米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園は２９日、中国からジャイアントパンダの子ども２頭が年内に貸与されると発表した。
同園は昨年１１月、米中関係の緊張が高まる中、中国に３頭を返還。両国関係は昨年史上最悪レベルに落ち込んだが、その後交流が深まり安定化している。
スミソニアン動物園を訪れた中国の謝鋒駐米大使は、記者団に「パンダと同様、中国と米国の関係を大切にしてほしい」と述べた。
また、「両国民の幸福と世界の未来のため、中国と米国はライバルでなくパートナーとなる道を選ぶべき」と呼びかけた。
貸与されるのは雄のバオ・リーと雌のチン・バオで、ともに２歳だという。
