日産と米当局、タカタ製エアバッグ搭載車8.4万台の運転中止警告

David Shepardson

[ワシントン 29日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は29日、リコール(回収・無償修理)対象で未修理のタカタ製エアバッグを搭載した米国内の日産車約8万4000台の所有者に直ちに運転をやめるよう呼びかけた。

日産は同日、2020年にリコールを実施したものの修理されていない、02─06年モデルの小型セダン「セントラ」、02─04年モデルのスポーツ多目的車(SUV)「パスファインダー」、02─03年モデルの「インフィニティQX4」について、運転しないよう警告を出した。

タカタのエアバッグは異常破裂して金属片が飛び散る恐れがある。

NHTSAは声明で、「軽い衝突でもタカタ製エアバッグが破裂し、死亡事故や生命を脅かす負傷事故を引き起こす可能性がある」とし、修理を受けるよう促した。

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