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Matteo Allievi
[29日 ロイター] - 国際労働機関(ILO)は29日、今年の世界失業率が昨年から0.1ポイント低下して4.9%になるとの予想を示した。
1月には、先進国で上昇が予想されるとして5.2%との見通しを示していた。今回の下方修正は主に中国、インドと高所得国の失業率が予想を下回っているためという。
また、2025年の失業率も4.9%で横ばいになると予想した。
今年の世界経済成長ペースは年初から米国を中心に予想をやや上回っている。
投資銀行グループ、ウィリアム・ブレアのマクロアナリスト、リチャード・デ・シャザル氏は「中国当局の措置が再び奏功し、昨年末の成長率は予想ほど低くなかった」などと指摘した。