古巣へ恩返しなるか、巨人・高橋礼がソフトバンク戦に初先発 5日西武戦以来の一軍登板となる東浜巨と対決

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新天地で復活果たしたサブマリン右腕

巨人の高橋礼が30日、古巣のソフトバンク戦(東京ドーム)に先発する。

サブマリン右腕は昨年11月に同僚の泉圭輔とともに、アダム・ウォーカーとの2対1のトレードでソフトバンクから巨人に移籍。心機一転して臨んだ今季は開幕ローテーションを勝ち取ると、ここまで8試合に先発して2勝2敗、防御率2.23をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も4度記録するなど、ローテの一角として十分な仕事ぶりを見せている。

前回登板した19日の広島戦(マツダスタジアム)では、1回33球を投げて3安打4失点でKO。翌20日に再調整のため出場選手登録を抹消されたが、最短10日で一軍へ復帰し、古巣との初対戦に臨む。

今季東京ドームでは4試合に先発、24イニングを投げてわずか4失点で防御率は1.13。相性抜群の本拠地で今日も好投し、古巣に恩返しを果たすことができるか。

巨人戦2年ぶり登板となる東浜

一方、ソフトバンクの先発は東浜巨。今季ここまで5試合に先発して2勝0敗、防御率2.10をマークし、QSは3度記録している。ただ、5日の西武戦以降、週5試合が多い余裕のある日程だったこともあり、出場選手登録されたまま調整を続けてきた。

前回登板は23日に二軍のウェスタン・リーグで中日戦(タマスタ筑後)に先発。4.0回74球を投げて7安打1奪三振2失点の内容だった。そこから中6日で久しぶりに一軍のマウンドに上がる。

巨人戦は2022年6月1日(東京ドーム)以来の登板。その時は7回96球を投げて吉川尚輝ら3本塁打を浴びたが、6安打3失点にまとめ、白星を手にした。今日も要所を締める投球でチームに勝利をもたらす投球が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

ヤクルト・高橋奎二-ロッテ・西野勇士(神宮)
DeNA・石田健大-楽天・藤井聖(横浜)
中日・柳裕也-西武・武内夏暉(バンテリンドーム)
阪神・西勇輝-日本ハム・山﨑福也(甲子園)
広島・九里亜蓮-オリックス・齋藤響介(マツダスタジアム)



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