集中豪雨による大規模浸水被害を想定し“水害対応訓練” 県内27市町村など61団体 約500人が参加【岡山】

梅雨や台風などの出水期を前に、岡山県や県内27市町村などが参加した水害対応訓練が行われています。

(訓練の音声)
「倉敷市真備町小田川から越水、国道486号の方に水が流れています」

岡山県庁で行われている訓練は、梅雨前線の停滞により県内で集中豪雨が発生、倉敷市の高梁川水系などで大規模な浸水が起きたという想定です。県内27市町村や自衛隊など61団体・約500人が参加し、被害情報の共有や災害対応の手順を確認しています。

(岡山県危機管理課 和田章課長)
「平成30年豪雨(西日本豪雨)もありましたし、岡山県でも長雨や大雨にともなう豪雨災害が考えられています。災害が起こった際には適切に確実に情報把握に努めてまいりたい」

また岡山県危機管理課は、今年1月の能登半島地震で集落が孤立する事態となったことも踏まえ、県内で同様の被害が起きても迅速に対応できるように努めたいということです。

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