Space Exploration Technologies（SpaceX）は米国時間5月29日、次世代宇宙船「Starship」の4回目のテスト打ち上げに向け、燃料充填のリハーサルを実施した。
ウェットドレスリハーサル（WDR）として知られるこの作業は、テキサス州にあるSpaceXの施設「Starbase」にて実施。上段に設置されたStarshipと、ブースターに相当する「Super Heavy」に、液体酸素と液体メタンが注入された。
「StarshipとSuper Heavyは『Flight 4』に先立つリハーサルで、1000万ポンド（約450万キロ）以上の推進剤を積み込んだ。打ち上げは規制当局の承認の後、早ければ6月5日を予定している」と、SpaceXは述べている。
Starshipはこれまでに3回の試験打ち上げを実施している。3回目の打ち上げでは50分近く飛行した後、大気圏への再突入時に機体が分解した。
Source: SpaceX
