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三重県尾鷲市の小さな路地にある書店『トンガ坂文庫』のXアカウント(@tongazaka)。
野良猫のエピソードをXに投稿したところ、14万件の『いいね』が付き、反響を集めています。
ある日、同店を野良猫が訪れました。その日は雨が降っていたため、店主は「雨宿りに来たのかな」と思ったそうです。
すると、野良猫は、店主のほうをじーっと見つめ…。
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「あの~しばらくいさせてもらってもいいですか」
野良猫は、申し訳なさそうな表情で、雨宿りをお願いしてきたのです。
店主は、困っている野良猫の求めに応じて、いさせてあげることにしました。
しばらくして、野良猫の様子を見に行くと、安心したのか、寝ていたといいます。
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しかし、ほかの客が来店すると、驚いてそそくさと帰っていったそうです。
それで終わり…ではありません。後日、またあの野良猫がやってきました。店主がそっと扉を開けると、玄関に入り、気持ちよさそうに夕涼みをしていったといいます。
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きっと、野良猫は、店主の優しさに触れ、安心して休憩できる場所だと認識したのでしょう。
そのうち、店主の優しさに甘えて「あの~1日泊めてもらえませんか」とお願いをしてくるかもしれませんね。
投稿を見た人からは、こんなコメントが寄せられました。
・申し訳なさそうな顔がかわいすぎる。うちにも来てくれませんか。
・『鶴の恩返し』ならぬ『猫の恩返し』に期待。
・耳がへにゃってなっているのが、愛おしすぎ。
・こんな表情で来られたら、断れないわ。
いつの間にか常連客になっていた、野良猫。
心地よい『休憩所』の噂が、ほかの野良猫たちの間に広まり、いつか『団体客』が来店する日もあるかもしれません!
[文・構成/grape編集部]
出典
@tongazaka