みんな笑顔になる「たまごの学校」に行ってきました!名取市愛島

こんにちは。お読みいただき、有難うございます。

地域特派員のみうらゆゆです。

「人生は一期一会」といいますが、思いがけず、秋保・里センターの1日教室で「たまごの学校」に出会いました。さまざまな場所に出向いて出前講座を行っているほか、アトリエも構える「たまごの学校」。今回はそのアトリエにお邪魔してきたのでご紹介します。

ここが「たまごの学校」です

「たまごの学校」は「えっぐおじさん・おばさん」ご夫婦で行っています。太白大橋から10キロほどの名取市愛島エリア。白い大きなご自宅の隣に可愛いアトリエがありました。

こちらのアトリエでも1日教室や定期的に受講できる教室も開講しています。ちなみにアトリエ教室の受講生は随時募集中だそうです。

出典:リビング仙台Web

えっぐおじさんは「たまごの殻アート」表現者です。中学2年生から行っているとのことで、その経歴は60年越えの筋金入り。

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ちなみに私は、秋保・里センターで出会うまで「たまごの殻アート」を知りませんでした。

さてさて たまごの殻アートとは?

「たまごの殻アート」とは、たまごの殻を洗浄して乾燥させ、ウレタンやシリコンを入れ、絵を描くものです。たまごも、大きさや形もさまざま。インコ、うずら、にわとり、だちょうの卵がありました。

これはうずらの卵です。小さいので2個で1セットになります。

出典:リビング仙台Web

ドキドキ!たまごの殻アート体験

まずは卵の種類を選びます。私は日常で食べることが多い「にわとりの卵」を選びました。製作はだいたい2時間くらいとのこと。私にも描けるかな? 何を描こうかなと考えに考えて、動物にチャレンジすることにしました。

まずは鉛筆で下絵を描きます。えっぐおじさんが先生となって丁寧に優しく教えてくれます。何色がいいか、使いたい色の作り方、飾りをつけるかどうかなど、なんでも相談に乗ってくれます。

出典:リビング仙台Web

目のシールやフェルトなど飾りも豊富です。目のシールだけでも沢山あるなあ。すごい。

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アクリル絵の具です

アクリル絵の具は、服につくととれないので、エプロン必須です。エプロンの貸し出しもあります。

絵の具の種類も豊富でラメ入りもありました。筆だけでなく、爪楊枝や綿棒も使えるので、細かい作業も楽々です。

飲み物も出していただき、先生との会話や休憩も入れながらホッと一息。たまごの殻アートに集中していると、すっきりとした気分になりました。

こんな世界があったなんて! 清々しい気持ちと完成させた達成感が味わえます。

「いいね!」との先生の誉めことばも嬉しい♪ 褒められるとテンションがぐっと上がりますね。

作品が完成しました!

塗る面積などに応じて筆をかえながら、アクリル絵の具で色を塗り、ニスを塗って仕上げました。

絵の具は2度塗りします。1度塗ったら、ドライヤーで完全に乾かします。

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先生のアドバイスで、フェルトで耳と尻尾と赤い口をつけました。耳には黄色の絵の具をつけました。ついに完成です。

出典:リビング仙台Web

たまごの作品もいろいろ!よりどりみどり

アトリエ兼ギャラリーに常時、先生やアトリエ教室の生徒さんの作品が飾られています。近くにある「たまご舎 名取愛島本店」にも展示専用コーナーがあるそうです。

先生の作品です。毎年干支の作品も作られるそうです。

出典:リビング仙台Web

季節にふさわしい作品もありました。かわいい鯉のぼり。目はシール。尻尾はフェルト。アイデアですね。

出典:リビング仙台Web

うずらのたまごのひよこさんたちが勢揃い。プリティ♪

出典:リビング仙台Web

えっぐおじさんからのメッセージ

出典:リビング仙台Web

秋田県生まれで、商社に勤務されていた先生。

たまごの学校で3つ、伝えたい大切なことがあると仰っていました。

(1)好きなことを継続する大切さ

(2)日常、廃棄するたまごの殻を創意工夫して蘇らせて宝物にする

(3)壊れやすい卵と同じく人のこころも壊れやすい。人を思いやることを忘れない。

「どんな人にも磨けば光るものがある」と先生は優しい眼差しで語ってくれました。

人を傷つけたりする悲しいニュースもある毎日ですが、人と人が思いやりを持ちながら温かい絆でつながることができたら…。自分や周りの人に違いがあっても、それぞれに良い所があると考えられたら、仲良くできるし、優しい心をもてるのかなと、先生の言葉を聞いてあらためて思いました。

ちなみに5月末には、先生のこぼれ話を綴った、第4弾の著書も出るそうです。4児の父としての思いや体験も盛り込まれているとのことでとても気になります。

出典:リビング仙台Web

必見 6月に作品展があります!

たまごの学校のアトリエ教室の皆さんの作品展が、6月18日(火)~23日(日)

電力ビルのグリーンプラザで開催されるそうです。

出典:リビング仙台Web

きっと愛らしい作品の数々に、心がほかほかにやわらかくなりますよ!

皆さんもたまごの殻アートがどのようなものか、間近でご覧になってみては。

たまごの殻アートはどなたでも体験できます!

たまごの殻アート体験は、こどもからおとなまで、家族でも、カップルでもどなたでも体験できます。

アトリエでの1日体験教室は「じゃらん」のWebサイトから申し込みができますよ(じゃらん たまごの学校で検索)。大人は1200円(卵2個分、卵を増やす場合は加算。指導料込)、子供は800円で参加できます。

また、秋保・里センターでも「えっぐクラフト教室」が随時開催されています。次回は7月15日(月・祝)で、予約不要です。市政だよりや秋保・里センターのHPでお知らせされるそうです。

作る楽しさが味わえるほか、思い出づくりにもぴったり。リピーターが多いのも頷けます。

ぜひぜひ皆さま「たまごの殻アート」を体験してみて下さい。楽しいですよ!

私はたまごの殻の魅力にすっかりはまってしまいました。みんなで「たまごの殻アート」を広めて、いつもハッピーな気分になりましょう!

DATA

えっぐおじさんのたまごの学校

校長 菊地克三

〒981-1238 名取市愛島笠島字学市32-1

電話番号 022-382-0180(兼FAX)

携帯 090-2975-0398

午前の部:10:00~12:00

午後の部:13:00~15:00

駐車場あり

http://www.egg-craft.net/about.html

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