青葉区産小麦のビール販売中 「今年も上出来」 横浜市青葉区

商品を手にする奥山代表

青葉区産小麦を使用した地産地消に取り組んでいる「横浜あおば小麦プロジェクト」。同小麦を使用したエールタイプの地元産ビール「AngelWithBlueWings(通称・あおばビール)」が今年も期間限定で販売中だ。青葉台東急フードショー、森野屋酒店、酒のあさの谷本店などで販売している他、区内飲食店約30店舗で提供している。売切次第終了。

あおばビールに使用している小麦は、鴨志田町の社会福祉法人グリーンの畑で育てられた国産品種「さとのそら」。2018年から、この小麦を地域で活用していくプロジェクトが始まり、区内飲食店を中心に小麦を使った商品開発や学校給食で使用するなど活動が広がっている。麦まきや麦踏みなどの作業は同法人と区内商店主や地域住民らが協力して行い、育てている。

同ビールは2020年から製造し、8回目の醸造。クラフトビール醸造所の(株)横浜ビール協力の下、優しい小麦の味わいと華やかでスパイシーなホップの香りが特徴で「小麦の出来によって毎年味わいも変化する。今年は昨年よりも上出来」と同プロジェクトの奥山誠代表は話す。同ビールは瓶330ミリリットル。詳細はHP「横浜あおば小麦プロジェクト」で検索。

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