「佐渡島の金山」の世界遺産登録を見据え佐渡市の観光団体が、28日、宿泊税の導入を市に要望しました。
要望したのは、市内の宿泊施設20社で作る佐渡観光旅館連盟です。要望書では、世界遺産登録は喜ばしいとする一方で、観光客増加による自然環境の悪化が懸念されるとして、宿泊税を設け、その資金で環境を保全してほしいとしています。
■佐渡観光旅館連盟 本間東三夫会長
「道路の整備ですとか草とかですね、海岸に寄せるゴミ等々を清掃できるための原資を作りたいと。」
■渡辺竜五市長
「観光地として存続、持続可能にするためにも一つの手法として考えなきゃならない手だろうと。」
佐渡市の渡辺竜五市長は、「国とも議論しながらなるべく早い導入を目指したい」話しています。