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[29日 ロイター] - サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンの新監督に今季バーンリー(イングランド)で指揮を執ったバンサン・コンパニ氏が就任すると、両クラブが29日に発表した。
契約は2027年6月まで。コンパニ氏は「バイエルンでのチャレンジを楽しみにしている。このクラブで働けて光栄だ。バイエルンは国際的なサッカークラブ。私はボールを保持すること、クリエイティブであることを好むし、ピッチの上ではアグレッシブに勇気を持って戦わないといけない」と意気込みを示した。
コンパニ氏は現役時代、マンチェスター・シティー(イングランド)で公式戦360試合に出場し、4回のリーグ制覇を達成。アンデルレヒト(ベルギー)で指導者キャリアをスタートし、22年にバーンリー監督に就任した。
バーンリーでは流動的でポゼッションを基本とした戦術を用いてプレミアリーグ昇格を果たした一方、レベルの高い同リーグでも自らのスタイルに固執したことで成績を残せず、わずか5勝の19位で2部降格となった。
一方、過去11シーズン連続でリーグ王者となっていたバイエルンは今季、レーバークーゼンとシュツットガルトに次ぐ3位に終わり、無冠という不本意な1年を過ごした。