大分の農林水産物輸出が好調 8年連続過去最高更新 外食需要増や円安が影響

2023年度の大分県内の農林水産物の輸出額がおよそ48億1700万円と、8年連続で過去最高を更新したことが分かりました。

県によりますと、2023年度の農林水産物の輸出額は前の年度より11.2パーセント増え、およそ48億1700万円と、8年連続で過去最高を更新しました。

品目別にみると、牛肉が31.8パーセント増え、およそ5億5800万円、養殖ブリが25.8パーセント増え、およそ12億800万円とそれぞれ大幅に増加しています。
外食需要が増えていることや、円安の影響が大きいということです。

一方で、中国の日本産水産物の輸入停止の影響で養殖クロマグロは55.9パーセント減り、およそ6500万円となりました。

県は2024年度、57億4900万円の輸出額を目標としていて、担当者は「販路の拡大がうまくいけば目標は達成できる。大分産の品目で輸出拡大を目指していきたい」と話しています。

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