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[29日 ロイター] - 米国の公的年金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)のマーシー・フロスト最高経営責任者(CEO)は、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスクCEOへの560億ドルの報酬案に反対する意向を示した。CNBCが29日に報じた。
フロスト氏はCNBCのインタビューで「報酬が会社の業績に見合っているとは思わない」と述べた。
LSEGのデータによると、カルパースはテスラ株主の上位30に入り、950万株を保有している。
ロイターのコメント要請には現時点で応じていない。
マスク氏はXへの投稿で「契約上のマイルストーンを全て達成しており、彼女の発言は理にかなっていない。カルパースは約束を破っている」と反論した。
マスク氏の報酬案を巡っては25日に米議決権行使助言会社のグラスルイスが反対するよう株主に推奨していた。
テスラは29日の発表文で、グラスルイスの推奨に反発。マスク氏は株主のために富を生み出していると強調した。