プロバスケットボールBリーグ1部で準優勝を飾った琉球ゴールデンキングスの選手やスタッフが30日午前、沖縄市役所に桑江朝千夫市長を訪ね、ホームタウンで今季のシーズン報告を行った。
キングスを運営する沖縄バスケットボール社の白木享社長は「国際大会やシーズン通して81試合戦ってきた。満身創痍(そうい)でチャンピオンシップを戦い抜いた選手を褒めてほしい」とねぎらった。
3年連続でファイナルに進出したことに触れ「本当に偉業だと思う。年間通して31万人が沖縄アリーナに来場した。バスケで沖縄をさらに元気にしたい」と感謝した。
桶谷大ヘッドコーチは「今シーズンはタイトルを取れなかったが、次シーズンは取れるように頑張りたい」と雪辱を誓った。
岸本隆一選手は「第3戦が終わってまだ日も浅くて僕自身はまだ消化できていない」と悔しさをにじませつつ、「時間をかけて気持ちを整理して前進していきたい」と語った。
チームから市制施行50周年を記念するユニホームを贈られた桑江市長は「3年連続でシーズンの最後まで応援できたことを市民やブースターは喜んでいる。興奮と感動をありがとう」とたたえた。
6月1日午後4時から沖縄市コザゲート通り特設ステージで、2023‐24シーズン報告会が予定されている。入場無料