デヴェンドラ・バンハート、ノア・ジョージソン、ギャン・ライリーによる日本ツアーの追加公演が決定

奇才シンガー・ソングライターのデヴェンドラ・バンハートと、プロデューサーのノア・ジョージソン、テリー・ライリーの息子にしてギタリストのギャン・ライリーの3ギター編成による日本ツアーが6月15日(土)神奈川県立音楽堂、16日(日)京都・METROにて開催。15日の公演は完売となりましたが、6月18日(火)東京・代官山「晴れたら空に豆まいて」にて追加公演が開催されることが決定しました。

デヴェンドラ・バンハートは1981年5月30日、アメリカ、テキサス州ヒューストン生まれ。フリー・フォーク、アンビエントからサイケデリック・ロックまで内包したオーガニック・サウンドで圧倒的な存在感を放ち、これまでに11枚のオリジナル・アルバムをリリース。昨年には、英ウェールズのシンガー・ソングライター、ケイト・ル・ボンをプロデューサーに迎え、小林一茶の俳句にインスパイアされたというアルバム『フライング・ウィッグ』を発表しています。

また、カリフォルニア出身のノア・ジョージソンは、ジョアンナ・ニューサム『Milk-Eyed Mender』、デヴェンドラ・バンハート『Cripple Crow』といったフリーフォーク名盤のほか、ストロークス、メイソン・ジェニングス、バート・ヤンシュ、アリス・フィビー・ルーらのプロデュースで知られているミュージシャン / プロデューサー。デヴェンドラ・バンハートとは長年の盟友であり、デヴェンドラ・バンハードの2019年作『Ma』制作をきっかけに、2021年に深く静謐なアンビエント・アルバム『REFUGE』を共同で発表しています。

そして、ミニマル・ミュージックの巨匠テリー・ライリーの息子にしてギタリストとして多彩に活躍するギャン・ライリーは、ジャズやワールドミュージック、ポストミニマリズム、アヴァンギャルドなど、さまざまなシーンを横断して活動するミュージシャン。20代は、World Guitar EnsembleやModern Mandolin Quartet、彼自身のトリオなど様々な合奏団と世界中をツアーをしてまわり、2010年にニューヨークに移住してからはネルス・クラインやリー・ラナルドとの共演歴を誇り、ジャンルの領域を拡げるエレキギターカルテット・Ditherに加盟。Timba Harrisとのデュオやエヴァン・ジポリンとイヴァ・ビトヴァとのトリオ、ジュリアン・ラージとのコラボを経て、現在は、アルージ・アフタブとの3ヵ月に及ぶヨーロッパ・カナダ・アメリカ合衆国のツアーを敢行中。アルージの2021年度グラミー賞受賞作の曲「Mohabbat」では顕著にフィーチャーされています。また、父親であり、作曲家・ピアニスト・ヴォーカリストのテリー・ライリーとも精力的に共演し、これまでに2枚のアルバムを発表しています。

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