ケースにディスプレイ搭載「JBL LIVE BEAM 3」 LDAC対応、完全ワイヤレスの新定番へ

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドから完全ワイヤレスイヤホン「JBL LIVE BEAM 3」を発表した。LDACに対応し、ブランド初となるハイレゾワイヤレスモデルになる。発売は6月7日。JBLオンラインストアでの販売税込価格は2万8050円になる。

JBL LIVE BEAM 3は、スマートタッチディスプレイを充電ケースに備え、スマートフォン以外の機器と組み合わせてもアプリの機能が使用できるというもの。操作画面が日本語に対応したほか、ケースを開いた状態でもメニューの操作が可能だ。専用アプリ「JBL Headphones」を使えば、オリジナル壁紙を追加、選択もできる。

イヤホン本体には、10mmダイナミックドライバーを搭載。振動板に剛性に優れる新素材「PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)」+PUを採用し、パワフルな低音と高出力な再生音を体感できるとする。

対応コーデックは、SBC、AACに加え、JBLの完全ワイヤレスイヤホンでは初となるLDACに対応。LC3にも対応予定としている。ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能に加え、リアルタイムで周囲のノイズ成分を分析し、ノイズキャンセリングをかける周波数帯とその度合いを調整する「リアルタイム補正」機能を採用。6つの高性能マイクにより、外から入ってくる耳内の騒音レベルを検出し、13バンドのイコライザーから、中音域と低音域のノイズの遮断性能を高める。

イヤホン本体は、独自の「ショートスティック型」デザインを継承。三次元形状から成る耳を密閉するための形状と融合したようなハイブリッドデザインにすることで、自然な密閉感で理想的な装着環境を実現したという。

あわせて、耳に合ったイヤホンの型を探せる専用ソフト「JBL Fit Checker」もリリースした。これは耳の形をスマートフォンで撮影すると、測定、診断して製品の提案をしてくれるというもの。「コンチャ」と呼ばれる耳の穴のくぼみや三角形に近い形状の「トラガス」の2カ所を重点的に計測し、JBLが持つデータベースなどをかけ合わせて最適な形状を選ぶという。

JBL Fit Checkerの提供により、人間工学からのアプローチで、製品の提案につなげていくという。

プレスリリース

「JBL Fit Checker」

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