創刊44年の英老舗カルチャー誌にNewJeans登場、“異例プロモ”など称賛「K-POPの境界を超える」

NewJeansが英老舗カルチャー誌の表紙を飾った。

1980年に創刊された『The Face』は、音楽、ファッション、カルチャー全般にわたって様々なテーマを取り扱っている。独特な表紙が特徴の同誌はこれまで、ビヨンセ、ハリー・スタイルズ、アデルなどのグローバルポップスターが登場し、話題を集めたことがある。

最新の『The Face』2024夏号は、世界的なアーティスト/フォトグラファーのペトラ・コリンズが、フォトグラファー兼クリエイティブ総括として参加し、NewJeansの魅力を引き出している。

(写真提供=OSEN)NewJeans

ビジュアル面だけでなく、NewJeansの音楽面での成果にも着目。昨夏に出演した米最大の音楽フェス「ロラパルーザ・シカゴ」でのステージに触れ、「サッカー場3つ分の大きさの観衆を簡単に魅了する瞬間を目撃することほど確実なことはない。その時を考えてみれば、NewJeansは世界最高のガールズグループになるだろう」と展望した。

また、音源リリース前にMVから公開するNewJeans式プロモーションについては、「細心の注意を払うK-POP界では革命的」と紹介し、「NewJeansは引き続き、K-POPの境界を超えて、再構成している」「熱烈なファンとK-POP愛好家だけが求めるグループではない。彼女たちの魅力は音楽的、文化的にファンダムを越え、より広い時代精神に浸透している」と評した。

なお、世界的なガールズグループへと成長したNewJeansだが、現在は“生みの親”である所属事務所ADORのミン・ヒジン代表と、親会社HYBEが内輪もめを続けている状況だ。

(画像=The Face)NewJeans

明日(5月31日)にはADORの臨時株主総会が予定されており、ミン・ヒジン代表がHYBEを相手に提起した議決権行使禁止仮処分申請の結果にも注目が集まる。

裁判所が仮処分申請を棄却すれば、HYBEは臨時株主総会でミン・ヒジン代表を解任することができる。一方で裁判所が仮処分を引用した場合、ミン・ヒジン代表はADORの理事職を続けていくことになると見られる。

◇NewJeans プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表理事が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。

© 株式会社ピッチコミュニケーションズ