ウィル・スティル氏は来季も“ランス”を指揮か…RCランスがエズ監督後釜としてオファー

[写真:Getty Images]

先日にスタッド・ランスを退団したウィル・スティル氏が、来シーズンからRCランスを率いる可能性が出てきた。フランス『レキップ』が報じている。

来季に向けて監督人事のドミノ倒しが起きつつあるリーグ・アン。ニースのフランチェスコ・ファリオーリ監督のアヤックス行きが決定すると、ニースはその後釜としてRCランスのフランク・エズ監督の引き抜きを画策。先日に同監督はニース行きを明言し、指揮官移籍は決定的な状況だ。

これを受け、RCランスはエズ監督の後任として元スタッド・レンヌの指揮官で現在はフリーのブルーノ・ジェネジオ氏と共に、スティル氏の招へいに動いているという。

今季途中にもサンダーランドとの交渉が伝えられたスティル氏は、生まれ故郷のイングランドでの指揮を希望していることを公言しているが、現時点で具体的なオファーは届いていない模様。そういった事情もあり、RCランスと代理人の間では交渉が進められているようだ。

ちなみに、同じ“ランス”の呼称がある両クラブだが『RC Lens』、『Stade Reims』と綴りは異なり、同じ、北フランスに位置するものの別の地域に属しており、ローカルライバルではない。ただ、同じ呼称ということから互いに意識する間柄となっている。

今季7位のRCランスは来季のカンファレンスリーグ出場権を手にしており、スティル氏にとってはステップアップといっていい状況だが、来季は異なるランスを率いることになるのか…。

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