タケノコ採りの70代女性死亡…ハンターの発見場所から1メートル先に上着と“ヒグマの足跡”「右腕に傷も」警察 死因の特定急ぐ―北海道函館市

女性の捜索の様子(5月27日)

北海道函館市の山林へタケノコ採りに入り行方不明になっていた70代女性が5月29日、搬送先の病院で死亡が確認された事故で、女性は上着が脱げていた状態で発見され、近くにクマの足跡があったことが分かりました。女性は26日に函館市大船町の山林に入り、一緒にいた友人が「集合時間を過ぎても戻ってこない」と通報。27日から警察や消防が捜索していました。

女性が行方不明になった現場付近(5月27日)

警察によりますと、女性は29日正午ごろ、入林した場所から約1キロ先でハンターが見つけました。女性は倒れていて、ズボンや長靴は着用していましたが、上着は脱げていました。上着は女性の約1メートル離れたところにあり、近くにはクマの足跡がありました。女性に目立った外傷はありませんが、右腕に傷があったということです。警察は司法解剖し、死因の特定を進めています。

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