農耕馬への感謝から始まったとされるチャグチャグ馬コ 6月の開催を前に保育園児も参加して馬を使った農作業の体験会 岩手・滝沢市

農耕馬への感謝から始まったとされるチャグチャグ馬コを前に滝沢市で30日、地域の保育園児も参加して馬を使った農作業の体験会が行われました。

体験会は、農業による障害者雇用に取り組む滝沢市の「いわてひだまり農園」が企画したもので、30日は市内の水田に一本木保育園の園児10人が訪れました。チャグチャグ馬コの由来を子どもたちに伝えたいと企画された体験会に登場したのは、重種と呼ばれる種類の馬の雄の11歳、「寺優(てらゆう)」です。体験会では、寺優が水田を平らに均す「代かき」を行う様子が披露された他、つながれたチューブに子どもたちが乗って馬との触れ合いを楽しみました。チャグチャグ馬コは6月8日に行われ、午前9時半に滝沢市の鬼越蒼前神社を出発します。

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