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タレントの清水国明(73)が30日、東京都庁で会見を開き、都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬することを表明。質疑応答ではフォークデュオ「あのねのね」の相方・原田伸郎や、盟友である笑福亭鶴瓶について語った。
清水は「あのねのね」として、1973年に原田伸郎と「赤とんぼの唄」でデビューした。だがデビュー前には、鶴瓶もあのねのねのメンバーだった時期がある。彼らへ出馬の相談をしたかについて、清水は「原田に相談したのは、テレビ番組を降りることになるので『代わりに出てくれ』と言いました。そしたら『いいっすよ』と。そういう形でサポートしてくれている。政治的なことにはかかわりたくないタイプで応援演説に来てくれとは頼んでいない」と明かした。
一方、鶴瓶については「鶴瓶は思いもかけず、あんなガサツでエッチなヤツなんですが、落語界で重鎮で。こういったことに巻き込むのは心苦しい。出馬は言っていない」と配慮しているという。また、弟子の清水アキラからは応援を受ける予定だという。
一方で昨今メディアをにぎわせている小池百合子都知事VS蓮舫参院議員の構図には首をかしげる。「そのバトルに参加するつもりはない。一番守らないといけないのは都民の命。あのバトルを見ていると都民は置き去り。こういうバトルを都民は望んでいるのかなあ」と、独自の選挙戦を展開する考えだ。