フジテレビ系で6月8日に放送する長寿音楽番組「SHIONOGI MUSIC FAIR」（土曜午後6：00）では、芸能生活満60周年を迎え、今もなお新しい挑戦を続ける歌謡界のレジェンド・小林幸子と、B’zのギタリストとして、またソロ活動でも世界的に活躍する松本孝弘、2人のアーティストの魅力を届ける。
小林が最初に歌うのは「千本桜」。ボーカロイド・初音ミクの大人気曲として知られ、これまで小林自身も「NHK紅白歌合戦」などでカバーして大きな話題となったが、今回は、なにわ男子とコラボしたステージを披露する。ソロでの歌唱とはひと味違う、小林の熱唱に期待が高まる。その後、なにわ男子が新曲「Alpha」を披露。続けて小林が、デビュー15年目の節目に出合い、「人生を変えた歌」として大切にしているという、1979年の大ヒット曲「おもいで酒」を力強く歌い上げる。
1992年にB’zとして出演して以来、実に32年ぶりに「MUSIC FAIR」に登場する松本は、この夏リリースされる邦楽カバーアルバム「THE HIT PARADE Ⅱ」から「ブルーライトヨコハマ」を選曲。ボーカルに指名したのは倉木麻衣だ。松本は、8歳の時に初めて聴いたというこの曲をカバーするにあたり、「まず倉木さんが浮かびましたね」と明かし、「昭和歌謡に人生変えられたみたいなもの」と言うほど大きな影響を受けた、この1968年の大ヒット曲を尊敬と感謝を込めてカバーする。
さらに、吉田拓郎の「あゝ青春」を、後藤次利が所属していた5人組のロックバンド・トランザムがインストゥルメンタルでカバーした「俺たちの勲章テーマ」をプレー。当時まだギターを始めていなかったという松本は、この曲のギターの音色とニュアンスの虜（とりこ）になったという。松本がギターに目覚めるきっかけになったとも言える名曲に熱いリスペクトを込めた渾身（こんしん）のカバーに注目だ。
