木南晴夏が「ビリオン×スクール」で毒舌敏腕秘書役。主演・山田涼介と凸凹最強バディに!

木南晴夏が、フジテレビ系で7月5日にスタートする連続ドラマ「ビリオン×スクール」(金曜午後9:00)に出演することが分かった。Hey! Say! JUMP山田涼介が演じる主人公・加賀美零の秘書兼ボディーガード役を担い、バディを組む。

「ビリオン×スクール」は、日本一の財閥系企業のトップであり億万長者=“ビリオネア”の加賀美が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒と共に成長していく姿を描く、オリジナルストーリーの学園コメディーだ。演出は、「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)や、「おっさんずラブ」シリーズ(テレビ朝日系)を手掛けたヒットメーカー・瑠東東一郎氏が担当。登場人物の心情を丁寧に描きながらもテンポよく、かつスタイリッシュに仕上げる瑠東氏が山田とタッグを組み、新たな学園ドラマを世に送り出す。

私立絵都(えと)学園で、やる気ゼロ・才能ゼロ・将来性ゼロの生徒が集められた3年0組に、新しい担任がやって来る。通称“ゼロ組”と呼ばれてばかにされてきた底辺クラスに赴任してきたのは、容姿端麗だが、どこか癖のある教師・加賀美。学校の常識が全く通用しない、資産も行動力も桁外れな加賀美の正体は、日本を代表する財閥系グループを継いだCEOで、まさかの億万長者=ビリオネアだった――。

時代は変われど、思春期の子どもたちが抱える問題の根底は変わらない。しかし教育現場は変わる一方。怒ってはいけない、何かを強制してはいけない、呼び捨てにしてはいけない、生徒に踏み込み過ぎてはいけない…など、「このAI時代に、教師は必要か?」と嘆かれる昨今、そんな常識をぶち壊す、ニューヒーロー=“新しい学校のリーダー”が現れる。

木南が演じる芹沢一花は、幼い頃から加賀美家に仕えてきた秘書で、加賀美が絵都学園へ赴任するにあたり、芹沢も副担任として“ゼロ組”に潜入する。毎度ずれた発言をする加賀美に対して、毒舌気味に訂正し、ツッコミを入れる態度から、加賀美をなめているようにも見えるが、彼の本当のよさを理解している。加賀美を守るためなら何でもするという頼れる存在だ。だが、その胸の内にはある思いを抱えている。

主演の山田とは、2007年「探偵学園Q」(日本テレビ系)、19年「セミオトコ」(テレビ朝日系)に続き、3度目の共演となる木南。既に息ぴったりの2人が、今回は“担任と副担任”&“CEOと秘書”という役柄でバディを組む。庶民の感覚から大きくずれている加賀美に対し、時に冷静に、時に愛をもってツッコむ芹沢。2人のテンポのいい掛け合いにも注目だ。

木南は「コメディータッチの学園ドラマで、基本的には明るいドラマなのですが、加賀美が放つ言葉だったり、加賀美の愛情に心が動かされるところがたくさんあるなと思います」と作品の印象を明かし、演じる芹沢役については「社長秘書ということで、クールにズバズバと加賀美に厳しい態度を取る。でも、その裏には社長に対する愛情というものが見え隠れしていて、生徒に対してももちろん熱い思いがあって。見た目からして一見、ロボットのような冷たい人間に見えるけれど、とても人間らしく温かい心の持ち主だなと思います」と分析。芹沢の役づくりに関しては、「私が台本を読んでのなんとなくのイメージで、モードでクールに見えるようにしたいなと思って。まず第一歩としてピシッとした髪形を作るところから始めてみました」と話す。

山田とは5年ぶり、3度目の共演ということで「前回共演した時とはまた全然違う内容なので、バディ感だったり、楽しい空気感を出していけたらいいなと思います」と期待を膨らませつつ、「今回は夏ドラマということで、日本の夏ドラマは本当に過酷な撮影環境で、最初は梅雨に悩まされ、暑さにも悩まされ、終盤は肌寒くなってきて…。結構過酷なクールだなという覚悟があるので、それを山田さんと一緒に“苦しい夏だったね”ではなく“楽しい夏だったね”と思えるように一緒に楽しい現場を作っていきたいなと思っています」と、現在の心境を伝えている。

そして、視聴者へ向けて、「『ビリオン×スクール』は学園コメディードラマになっています。コメディー要素だけでなく、山田さん演じる加賀美というとても面白いキャラクターが放つ、その裏側に隠された謎や、生徒に対する愛情など、とても奥深い物語が含まれております。いろいろな方々に楽しんでいただけると思いますので、ぜひお楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。

ドラマを手掛ける江花松樹プロデューサーは「強さと優しさ、時に笑い…。すべてを兼ね備えた万能秘書・芹沢。スーパーヒーローの加賀美と対をなす彼女は、このドラマの肝と言っても過言ではありません」と力を込め、「そんな芹沢は、今最も引っ張りだこな女優、木南晴夏さんに演じてもらいます。山田さんと木南さん。2人の学校での掛け合いがどうなるのか。絶対面白いじゃないですか。今から期待値“カンスト(カウンターストップの意味)”です」と自信をのぞかせる。

続けて「剛腕ですべてをのみこむ加賀美。生徒の気持ちに寄り添う芹沢。剛柔(ごうじゅう)併せ持った最強のコンビが、問題だらけの学校に殴り込みをかけます! 『ビリオン×スクール』、命燃やしてお届けします!」と熱くアピールしている。

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