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群馬県内の空き家の数は、去年10月の時点で約16万1000戸で5年前の前回調査から3000戸増え、過去最多を更新したことが国のまとめで分かりました。
総務省では、住宅の数や状況を調べる調査を5年に1度行っていて、去年10月1日時点での調査結果がこのほど公表されました。
それによりますと、全国の空き家の数は前回調査の2018年から51万戸増の約900万戸で、過去最多を更新しました。住宅の総数に占める割合も13.8%に上昇しました。
このうち県内は、前回調査から3000戸増の16万1000戸で空き家の割合は前回から横ばいの16.7%でしたが全国平均を上回る状態が続いています。
空き家の数は、単身で住んでいた高齢者の死亡後、そのまま放置されるケースが増えていることなどを背景に群馬を含む40の都道府県で増加しています。
管理が不十分な空き家は、倒壊や周辺の治安の悪化などにもつながるため、県では、住宅供給公社などを窓口に家を必要とする人への橋渡しなどを進めています。