4月以降で100施設超 医療機関や高齢者施設での新型コロナウイルス集団発生相次ぐ

県内の、最新の新型コロナウイルスの感染者数は、前の週からわずかに減少しました。一方、高齢者施設や医療機関などでは依然、集団発生が相次いで、4月以降の集団発生は延べ100施設を超えました。

今月20日からの1週間で確認された、新型コロナの感染者数は、県が定点とする52の医療機関であわせて213人でした。前の週から10人減って、1医療機関あたりでは、4.1人となっています。

1つの施設から10人以上の感染者が出る集団発生は、11の施設から発生の報告がありました。

高齢者施設が5か所、医療機関と社会福祉施設がそれぞれ3か所です。

県のまとめによりますと、今年度、集団発生の報告があった施設は、延べ109施設に上っています。

なお、学童期の子どもに多く見られるA群溶血性レンサ球菌咽頭炎「溶連菌」の患者数は、前の週から24人減って111人で、引き続き、大仙保健所管内に警報が出されています。

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