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現実逃避などを目的に、市販薬を過剰に摂取する「オーバードーズ」が近年、問題となっています。名古屋市内で高校生らがチラシを配り、注意を呼びかけました。
5月30日の活動は、愛知工業大学名電高校の生徒が中心となり行われました。生徒は警察官らとともに、オーバードーズの危険性を訴えるチラシを駅の利用者などに配り、注意を呼びかけていました。配ったチラシには、オーバードーズで依存症になったり、死亡したりする危険性が書かれています。
近年、オーバードーズは社会問題化していて、名古屋市消防局がオーバードーズ関連で救急搬送した件数は、2019年に284件だったのが、この5年間で約2倍に増加しています。
高校生:
「薬の過剰摂取によって、体が危険な状態になってしまうので、気をつけてほしいと思いました」