“何度でも蘇る”大谷翔平の元ライバル 1年に2度の戦力外も…手術から復活で打率.400

アスレチックスのミゲル・アンドゥハー【写真:ロイター】

アスレチックスのアンドゥハーが復帰、4試合で打率.400、1本塁打、7打点

アスレチックスのミゲル・アンドゥハー内野手が、24日(日本時間25日)に負傷者リスト(IL)から復帰し、いきなり好成績を残している。28日(同29日)に敵地で行われたレイズ戦に「4番・左翼」で出場し、左翼スタンドへ豪快な先制3ラン。29日(同30日)の同カードでも3打数2安打2打点と止まらない。

アンドゥハーと言えば、エンゼルス時代の大谷翔平投手と新人王を争ったライバルとして日本でも有名だ。2017年にヤンキースでメジャーデビューし、2018年には149試合に出場して打率.297、27本塁打、92打点、OPS.855。大谷に及ばず2位となったが、その後は2022年9月にDFA(事実上の戦力外)と低迷した。

ウェーバー公示を経てパイレーツにトレード移籍したが、昨季開幕前にDFAになってしまう。4月にようやくメジャー昇格を果たしたが、5月には再びDFA。9月にメジャーの舞台に舞い戻ると、30試合で打率.250、4本塁打、OPS.776の成績を残した。昨年11月には、自身3球団目となるアスレチックスに移籍した。

再起の1年にすべくオープン戦では、31試合で打率.323、5本塁打、OPS.839の猛アピール。開幕ロースター入りを手中に収めていたが、今度は右膝の半月板を痛めて手術の悲劇に見舞われた。ようやく復帰すると、まだ4試合ながら打率.400、1本塁打、7打点、OPS1.042の大暴れ。輝きを取り戻せるだろうか。(Full-Count編集部)

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