在宅医療・介護職員の約4割が被害に… 九州初 在宅医療・介護職員のカスハラ相談センターを福岡県が設置へ

福岡県の服部誠太郎知事は30日、在宅医療や介護職員などを対象に、利用者からのセクハラなどの相談に無料で応じる窓口を6月7日に開設すると発表しました。

去年、福岡県が調査した結果、看護師や介護員などの約4割が、利用者やその家族などからセクハラや暴力を受けていたということです。

福岡県が設置する「カスハラ相談センター」の窓口では、ハラスメント対策に詳しい相談員や弁護士が相談に応じ、警察や保健所などとも連携して対応します。

こうした相談窓口の設置は九州では初めてで、全国でも3例目だということです。相談は月曜から金曜の午前9時から午後7時まで、電話とメールで受け付けられます。

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