仏DIPTYQUE AUDIO、日本上陸。税込660万円の平面スピーカー「DP 160 MKII」を6/1発売

シーエスフィールドは、フランスのDIPTYQUE AUDIO(ディプティックオーディオ)製品の取り扱いを6月1日より開始。第1弾製品として、スピーカーの2024年最新モデル「DP 160 MKII」を6月1日より発売する。価格は6,600,000円(税込)。

DIPTYQUE AUDIO日本上陸

DIPTYQUE AUDIOは、2010年にジル・ドゥジエッシュ氏とエリック・ポワ氏によって設立されたフランスのオーディオブランド。特許取得済みの技術をベースとしたハイエンド平面スピーカー製品を展開しており、2017年の世界進出以降、33カ国(2024年5月現在)で流通し、世界的に高い評価を得ているという。

設立者のジル・ドゥジエッシュ氏(左)とエリック・ポワ氏(右)

製品はフランス南西部・モントーバンの工房にて手作業で一貫生産されており、プロセスの最後には音響測定と試聴試験を実施。そのサウンドについては「目を閉じれば、コンサートが目の前に広がり、それぞれの楽器が比類のない正確さとスケールでサウンドステージに現れます。声が放たれ、演奏者の物理的な存在を感じさせてくれます。目を開けば、ディプティック・スピーカーは芸術作品であり、最も美しいアーキテクチャーにふさわしい独創的なアートが展開されます」とコメントしている。

6月1日より発売されるDP 160 MKIIは、同ブランドの設計ノウハウが全て凝縮されているという「最も要求の厳しいミュージック・ラヴァー向けのハイエンド・アイソダイナミック・スピーカー」。

DP 160 MKII

スピーカーは2ウェイ・ダイポール型で、2基の中低音域用セルと、全長55cmのリボントゥイーターを搭載。

中低音域用セルにはバイポーラ・マグネットを振動膜の前後に配置することで、膜が動いた際にコイルを一定の磁場の中に維持でき、厳格に制御できるという独自技術「PPBM(プッシュ・プル・バイポーラ・マグネット)」を用いており、より広範囲にわたってリニアな低音を得るため、テンションが微調整されている。

またリボントゥイーターは広帯域をカバーし、全体にわたって比類のない一貫性と自然なサウンドをもたらすとしている。

帯域幅は30Hz-22kHzで、クロスオーバーは1,600hz。感度は87dB/1W/1m/2.83Vでインピーダンスは6Ω、許容入力は200W(推奨アンプ60W以上)。外形寸法は530W×1,610H×47mmで、質量は50kgとなっている。

カラーは本体カラー2種類(ブラック/ホワイト)、エッジのレザーカラー4種類(ブラック/ホワイト/キャラメル/チョコレート)の組み合わせの計8タイプを用意する。さらに本体部分は242,000円(税込)追加でオプションカラーも選択することができる。

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