浦和助っ人、スウェーデン1部移籍浮上 加入わずか半年で退団か…海外報道「契約の可能性」

浦和のオラ・ソルバッケン【写真:Getty Images】

今年1月に浦和へ加入のソルバッケン、マルメFFが関心と海外指摘

浦和レッズのノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンに今夏、チームを離れる可能性が浮上している。6月末までの期限付き移籍となっているなか、海外メディアはスウェーデン1部マルメFFが関心を示し「ソルバッケンと契約の可能性がある」と伝えている。

25歳のソルバッケンはノルウェー1部ボデ・グリムト時代にリーグ91試合20ゴールの成績を残し、イタリア1部ASローマへ移籍。2023-24シーズンはローマが保有権を持ち、ギリシャ1部オリンピアコスに期限付き移籍していた。

ギリシャでは不調が続き、オリンピアコスとローマは23年12月末で期限付き移籍の打ち切りで合意。Jリーグ移籍の可能性が浮上したなかで今年1月、保有元のローマから浦和に24年6月末までの期限付き移籍で加入している。

浦和では負傷やアクシデントが続き、5月22日のルヴァン杯ファーストラウンド3回戦、V・ファーレン長崎戦で途中出場してようやく日本デビュー。26日のJ1第16節FC町田ゼルビア戦で初スタメンのピッチに立ったが、ここまでは印象的な活躍を果たせていない。

そんななか、スウェーデンメディア「FotbollDirekt」は同国メディア「Sportbladet」の情報として、ソルバッケンの去就動向に触れ「マルメFFは補強を検討している。スポーツディレクターのダニエル・アンダーソン氏がイタリア・ローマのオラ・ソルバッケンとの契約に取り組んでいる」と伝えた。

記事ではローマが完全移籍での放出に合意しなかった場合、レンタル契約になる可能性にも言及。イタリア名門クラブから鳴り物入りでJリーグへやって来たソルバッケンだが、このまま日本を去ることになるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

© 株式会社Creative2