ほしのあき復帰でペニオク騒動が再注目…菜々緒はなぜ「無傷」だった?

タレント・ほしのあきが、5月27日付のウェブメディア「magacol」のインタビュー記事に登場。10年ぶりに芸能活動を再開した経緯を明かしている。

同記事によれば、「2013年からお休みをして」いたというほしのは「もうこの世界に戻ることはないかな?」と思っていたとか。しかし、ある時マネジャーから「仕事したらいいと思うよ」と復帰を促され、夫の三浦皇成騎手からも背中を押されたことで、復帰を決意したそうだ。

同インタビューでは、ほかにも夫との関係や子育て、友人などについて語っているほしの。一方、活動休止の理由については一切触れていない。

しかし、同記事を配信している「Yahoo!ニュース」のコメント欄には2,000件を超えるコメントが寄せられており、上部には「ペニオクで休養せざるを得ない状況だったのを、子育てで自主的に休んだことにするのか」「芸能活動ができなくなったのはペニオク騒動だったと思います。復帰されるのであれば、当時の心境などを語ってほしいです」といった書き込みが並んでいる。

ペニオク騒動とは? 菜々緒は「物品もお金も受け取っていません」と強調

なお、ペニオク騒動とは、12年12月に出会い系サイト運営会社の役員など4人が逮捕された“ペニーオークション詐欺事件”のこと。これに、ほしののほか、小森純、永井大、熊田曜子、デヴィ夫人、ピース・綾部祐二、東原亜希など数多くのタレントが加担させられていたことから、大騒動に発展したのだ。

当時、タレントに対してバッシングが起きていたが、所属事務所によって対応に差があったことも、疑問の声を生む一因になっていた。

ほしのや小森はブログで謝罪後、メディアへの出演を自粛し、永井や綾部もステマ投稿を認めて謝罪。一方、熊田はスルーしたまま産休入りし、特に騒動に触れぬままママタレとして復帰していた。

また、今や大女優となった菜々緒も、俳優デビュー以前の10年12月、自身のブログで「友達から聞いたサイトですがかなり面白いので紹介します。普通のオークションと違って見ていて欲しいものが沢山。とりあえず見てみてください」と問題のオークションサイトを紹介していたが、所属事務所は「落札したとは記しておらず、物品もお金も受け取っていません」と強調し、ほしののように活動を自粛することはなかった。

ほしのの復帰に伴い、「そういえば、ほしのはフェードアウトしたけど、菜々緒は無傷だったよね」などとネット上で騒動を蒸し返されている“ペニオク芸能人”たち。12年たっても世間の記憶は消えていなかったようだ。

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