電気料金が値上がり 今年のエアコンのトレンドは「節電」 ちょい足しグッズも人気

メ~テレ(名古屋テレビ)

これからはエアコンも欠かせない季節ですが、6月からの電気料金の値上がりが、家計を圧迫しそうです。少しでも”節電”を。今年のエアコンのトレンドは?

中部電力ミライズは30日、おおむね6月に使用し、7月に請求される電気料金を発表しました。 一般家庭の平均モデルで8691円になり、5月使用分と比べて346円の値上がりです。また去年の6月使用分は6945円だったので、1年前と比べると約25%の値上がりです。 値上がりには、大きく2つの理由があります。 ひとつは、政府の補助金の廃止です。ウクライナ侵攻により、エネルギー価格は高騰。政府は物価対策として去年1月分から補助金を出していましたが、燃料輸入価格が落ち着いてきたことで、今年5月使用分から補助金を縮小。6月使用分から廃止します。 もうひとつは、経済産業省による「再エネ賦課金」の引き上げ。再エネの普及を目的に電気料金に上乗せして徴収される“負担金”が4月に引き上げられ、約2.5倍になりました。一般家庭で月額907円の負担です。

今年のエアコンのトレンドは「節電」

これからの季節、使用頻度が増えるエアコン。家電量販店でエアコンのトレンドを聞きました。 「自動掃除機能があるものとか、省エネ機能が備わったモデルが注目されている。コロナの時期は換気機能がすごく注目されていたが、今は節電意識がより高まっているので、節電機能がついたモデルが注目されている」(エディオン名古屋本店 児玉裕之主任) そんな「節電」におすすめのエアコンは「ダイキンのエアコン」です。こちらのエアコン。リモコンの「AI快適自動」のボタンをおすと… 「人の位置を見て人を検知して動いてくれるので、『ちょっと寒いな』と感じるときに、その場所の温度帯を検知しているので、寒すぎないような運転など、そういったことを自動でしてくれる」(児玉さん) さらに、センサーで人を検知し、自動でオン、オフを切り替える機能も。消し忘れたときも安心です。 気軽に節電ができる最新モデルのエアコン。でも、買い替えるにはまだ早い…という方に、節電に効果的な”使い方”を聞きました! 「近くのコンビニに行く程度のお出かけなどで、エアコンを切ると逆に無駄になることもあるので、少しのお出かけ程度であればエアコンをつけておいても良いと思う」(児玉さん)

ちょい足しグッズなどで「節電」

電気代の値上がりに、ちょい足しグッズで節電を!ハンズ名古屋店では、節電グッズが販売されています。 まずは室外機のカバー。室外機が高温になると、エアコンの効きが悪くなり、消費する電力が増えてしまうことがあります。日よけをすると、運転中の室外機の負担軽減につながるそうです。 つづいては… 「窓のサッシに取り付ける、遮熱とUVカットの効果があるカーテンです。こちらは窓から入る直射日光を遮ることで遮熱効果が生まれるので、部屋が涼しく感じる」(ハンズ名古屋店 清水健幸さん) さらに、エアコンの効率を上げるお掃除グッズも販売されています。名古屋店で30日から始まった、エアコンお掃除グッズの実演販売。 Q:エアコン手入れされる方は増えてきている 「気にしている方からの問い合わせは増えていると思う」(実演販売員) フィルターや内部を掃除すると、エアコンの効きがよくなり、省エネに繋がる場合も。そのためクリーナーやブラシなどの、お掃除グッズが人気だということです。

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