コンパニ監督、バイエルンの復活に向けて決意「すぐにでもシーズンをスタートできる」

バイエルンの指揮官に就任したヴァンサン・コンパニ監督が30日、出席した記者会見で来シーズンへの決意を語った。

今年2月にトーマス・トゥヘル前監督との契約を1年前倒し、今シーズン限りでの退任を決定したバイエルン。リーグ12連覇とチャンピオンズリーグ決勝進出を逃したことで来シーズンのリベンジに燃える同クラブは、立て直しに向け今シーズンはプレミアリーグのバーンリーで指揮官を務めたコンパニ監督の招へいを決断した。

就任会見に出席したコンパニ監督は、クラブの第一印象について問われ、「良いチームだし、とても良い人たちに出会えたよ。バイエルンがいかにビッグクラブかわかった」とコメント。続けて、「誇りに思うと同時に、大きなモチベーションも感じている。私としては、すぐにでもシーズンをスタートできる」と意気込みを口にしている。

また、指導における方針については、「チームとしてまとまらなければならない」と述べつつ、「選手たちには勇気を持ってほしいし、アグレッシブであってほしい。そういうプレーをしてほしいし、それが私の性格でもある。全試合でそれを維持したい」と主張。「監督として働くには、24時間常に働かなければならない」と自身の哲学を明かした。

さらに、バイエルンの監督就任の経緯については、「マックス(・エーベル/スポーツディレクター)とクリストフ(・フロイント/スポーツディレクター)から電話があって、それから会ったんだ」と最初のコンタクトを回想。「私は自分の仕事に100パーセント集中していたが、幸運なことにクラブから声をかけられて、それから決心した。そして、私は『そうだ、バイエルンに行かなければならない』と思ったんだ」と決断の理由を語っている。

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