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WTTチャンピオンズ重慶<5月30日~6月3日/中国>
5月30日、女子シングルス1回戦で張本美和(15=木下グループ/世界ランク8位)が鄭怡静(32=台湾/同13位)をゲームカウント3-1で下し、2回戦に進出した。
パリ五輪前、最大の国際大会の大事な初戦。張本の相手は中国選手以外で最も手ごわいうちの一人、台湾のエースだ。ここ1~2年で日本上位勢をまとめて破っている。
序盤は鄭怡静から先に打たれて失点する展開が続き、張本はサービスエースで点を取るのがやっとで4-11で先制される。
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鄭怡静 PHOTO:World Table Tennis
だが張本はミドル攻めから主導権を奪い、ツッツキを打たせてからのカウンターも決まり2ゲーム目を11-2で取り返す。
第3ゲームもラリーの早い段階で張本が鄭を仕留めて11-7で奪う。張本はミドルへの鋭いロングサーブで、鄭のレシーブを崩す。
打ち合いでもピッチの速い展開で得点を重ね、第4ゲームも11-9として勝利を果たした。
2回戦ではソ・ヒョウォン(37=韓国/世界ランク34位)とA.ディアス(23=プエルトリコ/同12位)の勝者と対戦する。
<WTTチャンピオンズ重慶 女子シングルス1回戦>
張本美和 3-1 鄭怡静(台湾)
4-11/11-2/11-7/11-9