「オーバードーズやめて!」愛工大名電高校の生徒らが防止訴え 名古屋・千種区

メ~テレ(名古屋テレビ)

社会問題となっている市販薬の過剰摂取「オーバードーズ」から若者を守ろうと、名古屋市の高校生らが啓発活動を行いました。 名古屋市千種区の地下鉄池下駅で行われた啓発活動には、愛工大名電高校の生徒ら約30人が参加しました。

悩みを抱えた少年が、せき止めなどの市販薬を大量に服用する「オーバードーズ」が社会問題となっています。
参加者は危険性を訴えながら、相談ダイヤルなどが書かれたチラシを駅の利用者に配りました。

「知り合いが(薬の大量服用を)やっていたので、身近に感じていた。周りにやっている人がいたら、その人に寄り添っていけるような人間関係を作ってほしい」(参加した高校生)

名古屋市消防本部によりますと、去年1年間で、のべ558人が「オーバードーズ」で救急搬送されているということです。

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