知床沖の観光船沈没事故を受け見直された小型船の検査について、HTBは全国の事業者を対象にアンケート調査を実施しました。
アンケートは先月11日から26日にかけて日本旅客船協会に加盟する全国497の事業者を対象に行いました。
その結果、知床の事故以降に検査が厳しくなったと思うかどうかについては、86%が「厳しくなった」と回答しました。また、検査時間については厳格化される前と後を比べると、平均で3.6倍、増えていることが明らかになりました。
アンケートの回答では、「検査の長期化に伴い営業に差し支えが出ている」、「検査にかかる費用負担が増えたことで経営を圧迫している」などと、検査の厳格化により事業者の経営に影響が出ている実態が明らかになりました。