最後は1点差に泣いた。DeNAは30日の楽天戦(横浜)に5―6で敗れ、2連敗。交流戦最初のカードを1勝2敗と負け越した。借金も「4」に膨らんだ。
先発の石田雄太投手(31)は6回途中を98球、4安打3失点。2―3と1点ビハインドで迎えた7回から3番手でマウンドに立った伊勢大夢投手(26)が小郷、辰己らに計3本の長短打を浴び、3失点し突き放された。
打線は4点をリードされた7回に宮崎敏郎内野手(35)が2打席連続の5号3ランを放って1点差に詰め寄ったが、結局及ばなかった。
試合後の三浦大輔監督(50)は、1点を追う展開でマウンドに立ったブルペン陣について「1点差でも今日は行くという話をしていたので。伊勢も(8回から4番手の山崎)康も。そこは1点差で7、8、9(回)と行きたかったですけれども…。そうはいかなかったですね」と顔をしかめながらコメント。
31日の日本ハム戦(エスコンフィールド)からは右太もも裏の肉離れで戦線離脱中だった牧秀悟内野手(26)が戦列に復帰する見通しとなった。指揮官は「場所が変わってもう1回。今日も細かいミスが出ているのでしっかりしていく」と主砲復帰の一戦で仕切り直しを誓っていた。