東海エレクトロニクス 木粉とプラの複合素材提案 製造業のCN実現へ貢献 環境分野、25年度売上高40億円へ

木粉とプラスチックの複合材料の用途開発を進めている

 半導体や電子部品などを取り扱う東海エレクトロニクス(本社名古屋市)は、木粉とプラスチックを混ぜた複合材料の活用提案を進めている。間伐材を利用するほか、材料は繰り返し使うことができるため環境に優しい。販促のため、この材料を使ったタンブラーを製作した。用途開発を進め、主要取引先の製造業各社が抱えるカーボンニュートラル(CN、温室効果ガスの排出量実質ゼロ)の実現へ向けた課題の解消に貢献する。環境関連売り上げで25年度に40億円を目指す。

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