台風1号、温帯低気圧に 東日本で大気不安定

気象庁

 台風1号は31日午前3時の観測で温帯低気圧に変わった。気象庁によると、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東日本の太平洋側を中心に大気の状態が不安定となる。31日昼前にかけて雷を伴った激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけた。

 低気圧は前線を伴って伊豆諸島付近から日本の東へ北東に進む見込み。6月1日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で関東甲信60ミリ、伊豆諸島80ミリ。

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