五十嵐氏「もう普通に野手として出来そう」 “二刀流”起用ズバリの日本ハム・山﨑福也に元投手OBが仰天

◆ 6番起用大当たりに解説陣もただただ脱帽

日本ハムは30日、敵地での阪神戦に6-0で勝利。先発の山﨑福也は7回無失点でハーラートップ6勝目を挙げたほか、打っては6番起用で適時打を放つ活躍を見せた。

移籍後初の交流戦のマウンドに立った山﨑は、初回からテンポ良くアウトを重ねて6回まで被安打2、1四球と抜群の内容でスコアボードに「0」を並べていく。

またこの日は打っても第1打席では四球で出塁すると、0-0で迎えた3回第2打席では直球を軽やかに中前にはじき返して先制打をマーク。塁上で弾ける笑顔を見せた山﨑に、ベンチの新庄監督も両手を挙げて喜びをあらわにした。

結局山﨑は7回102球を投げて阪神打線を封じると、打線も11安打6得点を奪い日本ハムが連勝。投打が噛み合い勝利したチームの中でも、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では“二刀流”の大活躍を見せた山﨑に熱視線が注がれた。

番組MCを務めた野村弘樹氏は「いや、素晴らしかったですね……。自分が6番に入っているなんて想像できないので、その辺も頭に入れてのピッチングって本当に見事だったと思います」と元投手の立場からこの日の山﨑の凄みを語ると、同じく出演した五十嵐亮太氏も「もう普通に野手として出来そうじゃないですか。DHとか。これだけ打ったら全然ありですよ」と二刀流起用に太鼓判を押した。

また番組内で新庄監督が6番に「楽しそうな雰囲気が想像できたから」という理由で抜擢したとのコメントが紹介されると、野村氏は「僕にはちょっとわからないですけど……すごいですね」と仰天。“新庄マジック”さく裂にプロの解説陣も降参といった様子でこの日の戦いを称賛した。

これでチームは交流戦連勝を飾ったほか、パ・リーグ首位のソフトバンクとのゲーム差も「3」に縮めるなど好調を維持している。五十嵐氏は最後に「日本ハムは楽しい野球で、なおかつ勝てるって……もう最高ですよ」と好調・日本ハムを称えて締めくくった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

【動画】福也が「6番・投手」で6勝目&適時打!/5月30日:阪神―日本ハム戦試合ハイライト

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