挑発球→睨み合いから衝撃“珍事” 55歳と36歳の勇姿にハマスタ騒然「笑わせてくれる」

OB対決に登場した山崎武司氏(左)と山口俊氏【写真:球団提供】

通算403本塁打の山崎武司氏が「レジェンドOB対決」に登場

■楽天 6ー5 DeNA(30日・横浜)

楽天などで活躍した元本塁打王、山崎武司氏が30日、横浜スタジアムで行われたDeNA-楽天戦の試合前に行われた「レジェンドOB対決」に登場。元DeNAの山口俊氏と対戦。55歳の“勇姿”にファンは「打席見れて結構嬉しい」などと喜んでいた。

現役時代に中日、オリックス、楽天の3球団で通算403本塁打をマーク。中日時代の1996年に本塁打王に輝くと、楽天時代の2007年には39歳で本塁打王、打点王の2冠を獲得。輝かしい実績を残し、2013年限りで現役を引退した。

この日の対戦相手は2022年シーズン限りで現役を引退したばかり、巨人時代にはノーヒットノーランも達成した36歳の山口氏。注目の初球、山口氏の投じた球は大きくそれ、山崎氏の頭のはるか上を通過。“激高”した山崎氏はマウンドに歩み寄ると、山口氏も臨戦体制に。

すると両者はグラウンド上で突然、相撲を展開。山崎氏が左上手投げで投げ飛ばすと、仲良く肩を組んで笑顔をみせた。気を取り直しての野球での対決に戻ると、山崎氏は高めの球をこすり、右飛に終わった。

山崎氏のユニホーム姿にファンは「野村再生工場で再生された山崎武司の打撃は見ごたえあった」と感動。また、山口氏との“即興相撲”には「山崎武司さん、付き合ってくれてありがとう」「笑わしてくれるやんけ」「ガチのどすこいしている」といった声があがっていた。

山崎氏はDeNAを通じて「現役時代によく横浜スタジアムでバッターボックスに立たせてもらいましたが、新しい球場でやっているような気分になって久々に緊張しました。あまり現役時代はバッターボックスで緊張することはなかったのですが、こうしてお客さんの前でバッターボックスに立つことができ、山口と戦えたことは良い思い出になりました。ありがとうございました」とコメントした。(Full-Count編集部)

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