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『Re:リベンジ-欲望の果てに-』第8話あらすじ完全版
朝比奈陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)が亡くなった。
天堂記念病院の理事長・天堂海斗(赤楚衛二)は医師の若林雄介(橋本淳)から、執刀医の岡田千尋
(内田慈)が手術中にミスをした可能性があるという話を聞く。
病理解剖をすれば死因が明らかになる。若林は、美咲が火葬される前に遺族に病理解剖を提案するべきだと訴えるが、海斗は陽月に何も伝えなかった。
海斗は会長である天堂皇一郎(笹野高史)に一部始終を話し、頭を下げる。叱責されると覚悟していた海斗だが、皇一郎は「よくやった」と、事実を隠蔽したことをねぎらった。
また、海斗は岡田に医療ミスの件を尋ねるが、岡田はこちらに落ち度は無い、あったとしても今さら確かめられないと話し、次の患者へと着手する。
実は郁弥が病理解剖を提案していた!?
陽月の家へ向かう海斗。
陽月は、美咲が亡くなった日に外科医の大友郁弥(錦戸亮)に病理解剖を勧められていた。これ以上美咲の身体を傷つけたくないと思い、郁弥の提案を断ったが、陽月はその判断が間違っていたのではないかと悩みを口にする。
海斗は、陽月の判断は正しかったと伝えた。
後日、病院のホームページに美咲の死に関する説明が公表された。そこには「病理解剖は遺族の意向により行われませんでした」との一文が。
若林は海斗の元を訪れて強く抗議するが、海斗は「文章に一切の虚偽はない」「いずれにせよ、今更どうすることもできない」と突っぱねる。
海斗は、皇一郎に美咲のレントゲン写真を見せる。この写真が公になることを恐れる海斗の前に、皇一郎は病院全体のデータベースを直接操作できるパソコンを置いた。
腹を括れと皇一郎にけしかけられた海斗は、震える手で美咲のレントゲン写真のデータを消去…。さらに、皇一郎は若林の口を封じるよう海斗に命じる。
若林の口を封じるため呼び出す海斗
海斗は若林を理事長室に呼び出す。そこには岡田も同席していた。
若林に「レントゲン写真を他の医者が見ている可能性はあるか」「私と岡田に渡したもの以外に印刷した写真はあるか」と質問し、最後に美咲の手術にミスがあったかを問う海斗。
以前と同じようにミスの可能性について指摘する若林だったが、岡田はミスは一切無い、レントゲンにも異変は無いと言い切った。
若林がタブレットで美咲のレントゲン写真を確認すると、そこにあったはずの異変が見当たらない。海斗は若林への処分をチラつかせ、これ以上事を荒立てないよう口止めする。
一方、海斗が以前勤めていた出版社に、美咲の手術は医療ミスの可能性があるという内容のメールが届く。
海斗の出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)はタレコミした人物とやり取りし、その詳細を確認する。
心臓血管外科プロジェクト二例目の手術が始まる。手術助手として参加していた若林は美咲のことが頭から離れず、耐えられなくなり手術室から飛び出していった。
紗耶に追求された海斗は…
看護師の仕事に復帰した陽月は、海斗を屋上に呼び出し、一緒に花火をしないかと誘う。それは、果たせなかった美咲との約束だった。
複雑な思いで花火を見つめる海斗。何も知らない陽月は、前を向くことができるのは海斗のおかげだと言い、改めて感謝の気持ちを口にする。
紗耶からの電話を受けた海斗は、「すぐに会いたい」と言われ、自宅に招く。
「本当に手術は成功したんですよね?」と、紗耶はタレコミの情報を海斗にぶつける。動揺する海斗。タレコミした人物はその証拠を持っており、紗耶はこの後、その人物と会う予定だという。
「違うって言ってくださいよ」と声を荒げる紗耶。海斗はその内容は嘘だと言い切り「俺が隠蔽なんかするはずないだろ」と紗耶を抱き締め、キスをする…。
紗耶とともに寝ていたベッドから起き上がった海斗は、秘書の高村実(利重剛)に電話をかける。
海斗は高村を、紗耶とタレコミの人物が落ち合うはずだった場所に向かわせていた。そこに現れたのは郁弥だった。
ベッドの中で、紗耶はその会話を聞いていて…。
海斗は郁弥と対峙!タレコミについて問い詰める
翌日、海斗は郁弥を理事長室に呼び出し、タレコミについて問い詰める。
郁弥の目的は、海斗が隠ぺいに関与しているのかを探ることだった。待ち合わせ場所に高村が現れたのを見て、海斗の関与を確信したと言う郁弥。
郁弥は葬儀場での若林の挙動が気になり、美咲の手術記録を確認。レントゲン写真の違和感に気づき、全てのデータを保存していた。「すべてを公表し、理事長の座を降りろ」と迫る郁弥。
追い詰められた海斗が選ぶ道とは…?