笹生優花が首位スタート 吉田優利と岩井千怜5位 渋野日向子15位

2021年大会覇者の笹生優花が2アンダー単独首位で滑り出した(撮影/村上航)

◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 初日(30日)◇ランカスターCC(ペンシルベニア州)◇6583yd(パー70)

メジャー仕様の難セッティングが混戦を招く展開で、2021年大会覇者の笹生優花が抜け出した。5バーディ、3ボギーの「68」をマークし、後続に1打差をつける2アンダー。昨年8月「CP女子オープン」以来となる単独首位発進を大舞台で決めた。

1アンダーの2位でアンドレア・リー、ウィチャニー・ミーチャイ(タイ)、20歳でアマチュアのアデラ・セルヌゼク(フランス)の3人が追う。

21人が出場する日本勢は、「70」でプレーした岩井千怜と吉田優利が笹生に次ぐイーブンパー5位グループ。「71」の河本結、渋野日向子、古江彩佳が1オーバー15位で続く。

2オーバー22位に山下美夢有、小祝さくら、鈴木愛。3オーバー35位に畑岡奈紗と西村優菜。4オーバー51位に、日本ツアー今季3勝で年間ポイントランキング1位の竹田麗央と尾関彩美悠がつけた。

前年覇者のアリセン・コープスはカットライン圏外の5オーバー70位。世界ランキング1位で今季6勝のネリー・コルダは、前半12番(パー3)で10打をたたくなど「80」として10オーバー137位。同スコアのリディア・コー(ニュージーランド)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)らとともに出遅れた。

<上位&日本勢成績>
1/-2/笹生優花
2T/-1/アンドレア・リー、ウィチャニー・ミーチャイ、アデラ・セルヌゼク(アマ)
5T/0/岩井千怜、吉田優利、ミンジー・リー ほか
15T/+1/河本結、渋野日向子、古江彩佳 ほか
22T/+2/山下美夢有、小祝さくら、鈴木愛 ほか
35T/+3/畑岡奈紗、西村優菜
51T/+4/竹田麗央、尾関彩美悠
70T/+5/西郷真央、櫻井心那、岩井明愛
114T/+7/神谷そら、藤田さいき
128T/+8/稲見萌寧
137T/+10/木村彩子
145/+11/仁井優花

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