現地時間2024年5月30日、米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』が6月6日に放送される番組のトークと音楽ゲストにアリアナ・グランデを迎えることを番組公式インスタグラムで発表した。
今回のアリアナの番組出演は特にスペシャルなものになる。アリアナにとって同番組への11回目のゲスト出演となり、2021年以来の登場となる。彼女は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得したアルバム『エターナル・サンシャイン』からの最新シングル「ザ・ボーイ・イズ・マイン」を披露し、最新アルバムについて語る予定だ。一部のファンが俳優ペン・バッジリーが出演していると推測する「ザ・ボーイ・イズ・マイン」の公式ミュージック・ビデオは、同番組出演日の翌日となる6月7日に公開される。
2024年はアリアナにとってすでに飛躍の年となったが、彼女が注目される瞬間のいくつかはまだこれからだ。今年の初め、アリアナはシングル「yes, and?」で1月27日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で8枚目となる1位を獲得し、ビヨンセと並んでHot 100で首位を獲得した数が8番目に多い女性ソロ・アーティストとなった。さらに、マックス・マーティンがプロデュース、マライア・キャリーがリミックスに参加した同楽曲で、アリアナは米ビルボード史上初めて、最初の7枚のスタジオ・アルバムのリード・シングルがHot 100のトップ10入りを果たしたアーティストとなった。
『エターナル・サンシャイン』がアリアナにとって6枚目のBillboard 200で首位を獲得したアルバムになった同じ週、映画『エターナル・サンシャイン』にインスパイアされエヴァン・ピーターズが出演するミュージック・ビデオが話題になったセカンド・シングル「ウィ・キャント・ビー・フレンズ（ウェイト・ファー・ユア・ラヴ）」がHot 100で初登場1位を獲得した。これにより、アリアナは9枚目のシングル1位を獲得し、テイラー・スウィフトの7枚と並んで史上最多初登場1位を記録した女性アーティストとなった。
もちろん、音楽以外の分野でもシンガー兼俳優のアリアナは今年活躍する。今秋、彼女は11月27日に全米公開される実写版映画『ウィキッド』の一作目でシンシア・エリヴォと共演する。ミシェル・ヨー、ジョナサン・ベイリー、ジェフ・ゴールドブラム、ボウエン・ヤン、ピーター・ディンクレイジ、イーサン・スレイター、キアラ・セトルがキャストとして出演する今作で、シンシア・エリヴォ演じるエルファバに対し、アリアナは善き魔女グリンダを演じる。
