気持ちのいい今の季節、公園遊びには最高ですよね！ お子さんを連れて“公園デビュー”を考えているママも多いのではないでしょうか？ 公園でほかの子どもたちと交流する機会は、子どもの社会性や協調性を育てる始めの一歩。とはいえ、ちょっと気になるのがそのママさんたち。今回は公園で体験＆見聞きした、ちょっと怖いママについて、注意すべき点も合わせて紹介します。
お前のものはオレのもの! ジャイアンみたいなママ
「子どもとお友だちがお砂場セットで遊んでいるときに、別のお子さん連れのママが手ぶらでやってきました。子ども同士仲良く遊んでいたのですが、その親子が帰るときに、しれっとお砂場セットのスコップを持って帰ろうとしていて、びっくりしたことがあります」
「前に6歳くらいのちょっと大きい子に声をかけられて、ストライダーを貸したら、うちの子を振り払って独占されて、もう帰るからと言っても返してもらえなかったことがありました。その子のママも近くにいたのに知らんぷり」
実は、おもちゃの貸し借りができるようになるのは4歳頃といわれています。人のモノを勝手に持って帰っちゃうママはさすがにやりすぎだと思いますが、子どもが幼稚園など社会に出る前に、貸し借りや順番を学ぶ練習だと思って、ある程度はおおらかに見守れたらいいですよね。
自分の子どもが第一！ のモンペママ
「公園の砂場を、自分の子どもたちのために占領しておくママ友軍団がいました！ そして、作った砂のトンネルなどを壊されないように見張っているから、ほかの親子は誰も砂場で遊べないという（笑）」
「遊具の順番待ちで、自分の子どもに横入りをさせている親がいました。注意すると、“うちの子が一番小さいんだから！”と逆ギレしてきて、もうびっくり」
自分の子がかわいいのはみんな同じ、譲り合って楽しく交流したいですよね。また、あまりにママが子どもの代弁をしていると、子どもが自分の意見が言えなくなる気がします。
子どもを放置しているおしゃべりママ
「子どもが1歳の頃によく遊びに行っていた公園は、幼稚園バスのお迎え場所だったようで、15時になると幼稚園帰りの子どもでいっぱい。うちの子とも一緒に遊んでくれるのはいいのですが、ママたちいつもはおしゃべりに夢中で、私ひとりで子どもたちと一緒に遊んでいる感じになってしまい、次第にその時間帯は避けるようになりました…」
公園で親が子どもを放置している場面は、たまに見かけるかもしれません。それだけではトラブルにはならないのですが、放置されている子と自分の子が遊び始めたりすると少し厄介かも。自分の子だけでなく、ほかの子どもも怪我しないように気を遣ってお守りをしている時間が流れると、ちょっとモヤモヤしますよね。
子ども同士のケンカに口出しするママ
「お砂場で砂を投げた、投げられたという子ども同士のケンカを目撃しました。砂を投げられた子が明らかに意地悪をしていたのですが、砂が目に入ってしまったことがきっかけで、ママ同士が大ゲンカ状態でした」
子ども同士のケンカはよくあることなので、へたに親が口出しをすると、かえってトラブルに発展することも。親のほうがヒートアップしないように気をつけたいですね。
フレンドリーすぎる要注意ママ
「公園でたまに会うママが、アロマオイルの勧誘の仕事をしているらしく、家に誘われて行った人の話によると、エステの体験をさせられて、アロマオイルも買わされたとか」
「会うたびに親しげに話してくれるママがいて、ご自宅に誘われました。まだ顔を合わせて数回だったため気が引けて、『今日は仕事が休みの日だから、家事がたまっていて…』と断ると、『専業主婦を見下している』と噂を流されてしまいました」
フレンドリーに接してもらえるとうれしくなりがちですが、急に距離を縮めてくるママは要注意。おつきあいが浅いうちは立ち入り過ぎないほうが、よいかもしれません。
公園を縄張りにしているママ
「近所の公園に初めて行ったとき、そこで雑談していたママ軍団になぜか一斉にジロッとにらまれてしまいました。あげく、『知らない子が来たねー』とクスクス笑っていました。よそ者お断りみたいで悲しかったです」
公共の公園を独占するなんて非常識ですが、これは気のせいかもしれません。公園でグループができていて、入りにくいなんてこともあるかもしれませんが、話しかけてみたら意外とフレンドリーだったりします。あまり気負わずに、まずは笑顔で挨拶からはじめてみるのがおすすめです。
まとめ
筆者も第一子の公園デビューの際は不安に思いましたが、家で子どもと二人っきりでいるよりも、のびのびと外で遊ぶ子どもの姿を見守ったり、公園に来ているほかのママとあたりさわりのない会話をすることで、とてもリフレッシュできたことを覚えています。 今回、ちょっと怖い実例を挙げてしまいましたが、公園にいるのは同じように子育てをしているママさんたちなので、やみくもに恐れる必要はありません。トラブルになりそうなママとは、上手に距離を置きつつ、ぜひ気楽な気持ちで出かけてみてくださいね。 文／Ai Kano
