ベトナムとの医療交流 ふくしま・ベトナム友好協会の白岩会長のドキュメンタリー映画

白岩会長(前列中央)を囲む参加者

 ふくしま・ベトナム友好協会の白岩康夫会長(寿泉堂クリニック名誉院長)の活動を追ったドキュメンタリー映画「ふくしまとベトナム・医療にかけた友情」が完成した。完成を記念した上映会が30日、福島県福島市のコラッセふくしまで開かれた。

 約40人が来場した。映画は白岩会長が人工透析の技法をベトナムに伝え、同国の医療向上に尽くした経緯や文化交流で両国の友好を深めたエピソードをまとめている。白岩会長は「新型コロナウイルスの影響で中断していたベトナム人の医療研修を再開させたい」と語った。上映後、白岩会長と親交が深い橘梁盟さんが尺八の演奏を披露した。

 11月22日に市内のこむこむで上映会を開く予定。

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