津山市でツキノワグマを捕獲 集落まで1kmほど離れた山中のイノシシ・シカ用のわなに

岡山県津山市の山の中で、ツキノワグマがイノシシやシカ用の罠わなにかかり捕獲されました。市は山などに入る際は十分注意してほしいと呼び掛けています。

ツキノワグマが捕獲されたのは津山市奥津川の山の中で、集落からは1km以上離れた場所です。

30日午前10時ごろ、津山市の鳥獣被害対策実施隊員が見回りをしていたところ、イノシシやシカ用のわなにツキノワグマがかかっているのを発見しました。

体長145cm、体重85kgのオスで、推定10歳以上だということです。

ツキノワグマは県の管理計画に基づいて麻酔銃で眠らせた後、個体を識別できる印をつけて山に放ちます。

ツキノワグマの捕獲は2024年度、岡山県では4頭目、津山市では初めてです。市は山などに入る場合は十分注意してほしいと呼び掛けています。

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