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2023-24シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズは、ウェスタン・カンファレンス10位の46勝36敗でレギュラーシーズンを終え、プレーオフ出場を目指してサクラメント・キングスとのプレーイン・ゲームへ臨むも、94-118で大敗を喫した。
2022年の王者で、昨シーズンもプレーオフでカンファレンス・セミファイナルまで勝ち進んだウォリアーズだったが、今シーズンは4月17日(現地時間16日、日付は以下同)に終えることとなった。
在籍13年目(実働11年目)のクレイ・トンプソンは、今シーズンもステフィン・カリーの平均26.4得点4.5リバウンド5.1アシストに次ぐチーム2位の同17.9得点に3.3リバウンド2.3アシスト、3ポイントシュート成功率38.7パーセント(平均3.5本成功)をマーク。
だが平均得点はキャリア3年目以降では最も低く、シーズン途中にはスターターから外れ、シックスマンの役割をこなすなど苦しいシーズンを送り、最終戦となったキングス戦ではフィールドゴール10本(うち3ポイントは6本)をすべて落とし、まさかの無得点と沈黙していた。
NBA入りからウォリアーズ一筋でプレーし続ける34歳のベテランは、4度の優勝に加え、オールスターに5度、オールNBAチームに2度、オールディフェンシブチームに1度選ばれた実績を持つ。
ただ、今シーズン終了後に制限なしFA(フリーエージェント)になるトンプソンの現状について、『The Athletic』はウォリアーズとトンプソンの間に延長契約に関する注目すべき動きは何もないと5月31日に報道。
トンプソンの今シーズンの年俸は約4322万ドル(約67億4232万円)と超高額。ウォリアーズがトンプソンとの新契約で同等の高額年俸を提示することはさすがに厳しいものの、金額面で折り合いがつけば再契約というのが大方の予想となっている。
また、トンプソンは勝ちたがっていることから、もしFA戦線で再建中のチームから長期かつ高額な契約をオファーされてもサインしないだろうと同メディアが報じている。
ウォリアーズは来シーズンもカリー、ドレイモンド・グリーンとトンプソンによるビッグ3体制を継続できるのか。今夏注目の動きの1つと言っていいだろう。