「ストレッチと称し膝を踏みつけ」 小松島西高校の元陸上部員が教諭ら提訴【徳島】

徳島県小松島西高校の陸上部に所属していた元生徒が、顧問の教諭にけがを悪化させられた上、PTSDを発症したとして、この教諭と県を提訴しました。

訴えによりますと、小松島西高校の陸上部に所属していた元生徒は、1年生だった2021年3月、顧問の教諭に痛めていた膝をストレッチと称し、うつぶせの状態で、上から数回踏みつけられました。

このため、支えがないと歩けなくなり、約2年間にわたって、医療機関への通院を余儀なくされたということです。

また、こうした行為への恐怖とストレスからPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したとして、教諭と県に対し、約360万円の損害賠償を求めています。

提訴を受け、県教育委員会は、「訴状の内容を精査して、適切に対処していきたい」としています。

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