大泉洋 “父のそういう想いが今は重たく感じています” 溺愛する中1の娘との関係を告白

俳優の大泉洋が29日放送の『1周回って知らない話 人気者にもリアルな悩みあるんですSP』に出演。溺愛する中学1年生の娘との悩ましい関係を明かした。

街中で、大泉に抱く今どきの視聴者のイメージを調査すると、俳優としての演技や存在感を称賛する声が上がる中、「陽気なおしゃべりおじさん」「おしゃべり天パ」「イジられキャラ。イジられ待ちみたいなところがある。イジられた後、うれしそう」との印象に「多いぞ!イジってくるヤツが」と、反応した大泉。

さらに「本当に数秒でしたね、いいこと言ってくれてた人たちって。後半からはもう…罵詈雑言(ばりぞうごん)の“イジられ待ち”だとか」と、声を上げた大泉は「別に“イジられ待ち”はしてないですよ。イジってくるから最後はもう斬るしかない」と、コメント。

実は妻から“娘もいるから悪い言葉を言うな。あなたが「バカ!」とか突っ込む必要ない”と注意されたことがあるというが、「向こうが斬ってくるんだ」と、反論したという大泉。MCの東野幸治は「家でどんな話してんねや」と、思わず突っ込みを入れる。大泉は娘に「パパがツッコむっていう安心感でみんなかかってきているんだ」「娘にもそれを分かってもらいたい。“君もね、友達とトークしてたらそうしなさい”」と、アドバイスしたことを打ち明け、それに対し東野が「友達との話を、トークって言ったらおしまい」と、指摘しスタジオの笑いを誘った。

そんな大泉は、中学1年生の娘との関係性について「いつかどうせお父さんっていうモノは、娘にしてみたらどこか煙たい存在になって、どこか嫌いになったりとかっていう。それは覚悟していると」と、話し始め「もうそれは分かってるから、“そうなるまで、僕はとにかく君との思い出も全てそれで僕は満たすんだ”と」と、必ず訪れる日を前に全力で向き合っていることを告白。

さらに「どんなに“パパ嫌い、くさい、息しないで”と言われてもいい。“これだけ俺を喜ばせてくれたから許せる。僕は、パパはそういう人間でありたいんだ”と。だからもう“寸暇(すんか)を惜しんで君といるんだ”っていう話をずっとして」と、打ち明けると東野は「ずっとしてるんすか?」と、驚きの声を上げ、スタジオも意外な一面に騒然。

「だからもう、とにかく空いた時間を全部娘と過ごすという人でした、私は」と、振り返った大泉は、娘が家族のことを紹介した学校の作文に、“父はとっても優しくて、将来私が父とあまり過ごさなくなる時のために、今私とずっと一緒に過ごすと言ってくれています。とってもうれしいですが、私は父のそういう想いが今は重たく感じています”と書かれていたという。

東野が思わず「愛が重い。“今は、答えるなら重い”と」と、娘の想いを代弁すると「娘は私の想いが重い」と、納得した大泉。さらに東野が「2人で街歩くとか、“有名人だからやめて”とか。“一緒に映画行こか?”とかもあるし」と、尋ねると大泉は「全然ないです。全然行きます。2人でどこへでも全然」と、即答。

それを受けて東野が「反抗期もまだですし、このままいきそうな感じもするし」と、コメントし「このままウチの子はあんまり(反抗期)なく、なっちゃうのかなって」と、反応した大泉。「娘が僕の手を離れたら、いよいよ本気出そうと思って」と、仕事に集中する決意を明かし「僕はまだまだ“ウソん気“なんですよ。”俺まだ本気出してないだけ“ってずっと言い訳です」と、打ち明けると、スタジオは大きな笑いに包まれた。

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